以前の記事でボス攻略で毒スキルや火傷スキルが有用であることを説明しました。
しかし毒要員や火傷要員を出しても、ボスの火力が高すぎてすぐに倒されてしまい、結果として全然役に立たなかったりします。
そこで今回はボスの行動を封じる副将として鐘会について考察します。
毒要員、火傷要員がすぐに倒されてボスが全然倒せないという方は、本記事を読んで鐘会を獲得してみてはいかがでしょうか。
鐘会の基本性能
レアリティ:SSR
SSR鐘会について考察します。
SSRであるため4覚醒しかできず、また育成のステータス上限も高レアリティの副将と比べて低くなります。
しかし鐘会は相手1体を2ターン眩暈にするという強力なスキルを持っており、主将のスキルと組み合わせることで、ボスをずっと眩暈状態にできます。(通称眩暈ループ)
眩暈ループは毒スキル持ちや火傷スキル持ちキャラを長生きさせて、毒、火傷による割合ダメージを増やすことができます。
特に転生後のボスは3体攻撃をしてくる上、主力以外の副将は基本1撃で倒されてしまうため、眩暈ループで守ってあげないと、毒、火傷ダメージを全く与えることができなくなり、ボス攻略が非常に厳しくなります。
このように鐘会が居るのと居ないのとでは、ボス攻略の難易度が大きく変わってきますので、しっかりと特徴を理解しておきましょう。
タイプ:弓将
弓将になります。
敏捷が上がれば攻撃力が上がりますが、眩暈ループによるボスの封殺が目的のため、敏捷を上げる必要は一切ないです。
眩暈ループ維持のためには命中が必要となるため、敏捷を上げるより命中が上がる筋力を上げた方が良いです。
なので余った初級育成丹をあげる場合や、装備の鍛錬を行う場合は、敏捷よりも筋力を優先するようにしましょう。
鐘会のスキル
アクティブスキル1:矢の蜃気楼
効果
攻撃力が最も高い敵に380%の物理ダメージを与えながら、100%の確率でこの敵を2ターンの間「眩暈」させる。
解説
相手1名に攻撃しながら、2ターン眩暈状態にするというスキルです。
このスキルのおかげで鐘会がボス戦最強と言われています。
最初の主将を武将にした方は、主将のスキルを螺旋斬のみとすることで
螺旋斬(1ターン眩暈)→鐘会アクティブスキル1(2ターン眩暈)→螺旋斬(1ターン眩暈)→・・・
というようにボスがずっと眩暈状態となり、一方的に殴り続けることができます。
主将が謀士の方は、螺旋斬の代わりに大火龍術を使うと
大火龍術(確率で1ターン眩暈)→鐘会アクティブスキル1(2ターン眩暈)→大火龍術(確率で1ターン眩暈)→・・・
のように運が良ければ眩暈ループ状態になります。
運が良ければなので安定度は無いですが、ボス戦は1回のマグレ勝ちでいいので、[ボス挑戦]→[スキップ]連打で運のいいパターンを引き当てれば、無理やりボスを突破できます。
主将が弓将の方は、螺旋斬の代わりに幻影の射法を使うと
幻影の射法(確率で2ターン凍結)→鐘会アクティブスキル1(2ターン眩暈)→幻影の射法(確率で2ターン凍結)→・・・
という形になり、運が良ければ凍結眩暈ループでボスを封殺できます。
といった具合に主将のスキルとの組み合わせにより、ボス戦を一方的に殴り続けることができるというぶっ壊れスキルとなります。
またボス戦に限らず対人戦でも攻撃力が一番高い相手を2ターン眩暈にすることができるため、応援で呼ぶだけでも非常に厄介な存在となります。
このように非常に強力なスキルではありますが注意点が2点あります。
1点目は鐘会の攻撃が外れると相手が眩暈にならないので、鐘会の命中をある程度上げる必要があるということです。
専属武器に命中パッシブがあるので、鍛造石に余裕があるなら専属武器を取るのも良いかと思います。
ただし専属武器は闘鬼神まで進化させないと命中パッシブが付かない点に注意しましょう。
また専属武器を日月神まで進化させると、それ以降は命中パッシブの上昇幅に差がないので、日月神で止めてしまってよいです。
2点目の注意点としてはアクティブスキル2を習得してしまうと、本スキルの発動間隔が4ターンとなってしまい、眩暈ループの周期が崩れてしまうことです。
アクティブスキル2の効果も割と優秀な方なので、もったいない気はしますが、眩暈ループの周期を崩すほどの強さではないので、間違っても2覚醒はさせないようにしましょう。
命中を確保する目的で1覚醒星10で止めるのがベストです。
アクティブスキル2:破滅の矢
効果
敵3名に280%の物理ダメージを与える。さらに50%ダメージを加える(防御力と物理防御力無視)。
解説
敵1名に物理ダメージと攻撃力の50%の防御無視ダメージを与えるスキルとなります。
防御無視は対人戦で効力を発揮するスキルですが、攻撃力50%とかなり低めであること、鐘会がSSR副将でありステータス上限が低いことから少し火力不足感があります。
また、耐久力が低い鐘会が対人戦で2ターンも生きていることは稀であり、本スキルを発動できずに終わる可能性が高いです。
その上、本スキルを習得してしまうと肝心の眩暈ループができなくなってしまいます。
上記の理由から間違っても本スキルは習得しないことにしましょう。
パッシブスキル1:攻撃力、HP吸収増加
効果
自分の攻撃力が30%増加。
解説
攻撃力を上げるパッシブスキルとなります。
眩暈ループ目的であり、火力には期待できないので攻撃力アップの恩恵はあまり感じられないです。
命中確保のために1覚醒星10まで育てる場合は必然的に習得できますが、効果を実感できることはないかと思います。
パッシブスキル2:会心値増加
効果
自分の会心値がLv×85増加
解説
会心値を上げるパッシブスキルとなります。
パッシブスキル1と同様、火力には大して期待できないため、習得する必要は一切ありません。
むしろ本スキルを習得しようとすると3覚醒する必要があることから、必然的にアクティブスキル2も習得することとなってしまい、眩暈ループができなくなってしまいます。
鐘会は絶対に2覚醒以上はさせないようにしましょう。
鐘会の専属武器:嵐之飛羽
各段階での専属ステータスは以下の通りです。
段階 | 専属ステータス |
四聖獣 | 攻撃力+10% |
名将 | 攻撃力+12% 会心値+Lv×120 |
闘鬼神 | 攻撃力+13% 会心値+Lv×140 命中値+Lv×140 |
日月神 | 攻撃力+14% 会心値+Lv×160 命中値+Lv×160 |
混沌 | 攻撃力+14% 会心値+Lv×160 命中値+Lv×160 |
闘鬼神以上になると命中パッシブが付くようになります。
眩暈ループ継続のためには攻撃を命中させる必要があることから命中パッシブは非常にありがたいです。
無理に専属を取る必要はないですが、鍛造石に余裕があるなら取得したいところです。
ただし名将以下では命中パッシブが付かないため意味がほとんどないことには注意しましょう。
また混沌の命中パッシブは日月神と差がないため、混沌まで進化させる必要は特にありません。
鐘会の基本性能まとめ
眩暈ループによりボスの行動を封じることができるというぶっ壊れ性能となっています。
これにより毒要員、火傷要員の力を最大限発揮できるようになり、ボス攻略が非常に楽になるという点が魅力になります。
また対人戦でも眩暈は非常に有効なスキルであることから、幅広い戦場で活躍が期待できる副将となっています。
では鐘会の生かし方について考察してみましょう。
鍾会の活躍できる戦場
ボスでの眩暈ループが非常に強力
ボス戦では上で説明したように眩暈ループが優秀です。
特に転生後ボスを相手にする場合、眩暈ループがないと毒要員や火傷要員が一瞬で倒されてしまい、毒、火傷ダメージが全然与えられず苦戦することが多いです。
そのため眩暈ループで相手ボスの一切の行動を封じることで毒要員、火傷要員を守ってあげましょう。
闘技場、訓練場では応援で呼ぼう
鐘会のアクティブスキル1は一番攻撃力が高い相手がターゲットになります。
そのため闘技場や訓練場では応援で呼んで、一番強い相手を2ターン眩暈状態にして行動不能にするといういらやしい運用が可能です。
この方法は単騎特化の相手には特に有効です。
主力が2ターンも行動不能になるというのは、単騎特化の場合はかなり痛いので、結構いい仕事をしてくれたりします。
ただし攻撃が命中しないと眩暈にできないため、レベル差が大きい相手だとあまり機能しなかったりする点には注意しましょう。
まとめ
今回はSSRの鐘会について考察しました。
ボスを行動不能にする眩暈ループが非常に強力であり、特に転生後のボス攻略では必須となる副将であることがご理解頂けたかと思います。
放置少女では放置戦闘のステージを進めることは非常に重要となるため、交換に鐘会が居る場合はできる限り入手するようにしましょう。
今回は以上になります。
お付き合い頂きありがとうございました。