前回、武将(主将)を優秀なバフ要員として取り上げました。
※詳細は以下記事をご覧ください。
上の方法は最初に武将を選んだ方しか使えず謀士、弓将を選んだ方には使えません。
バフスキルはボス戦や放置戦闘を有利に進める上で非常に大事であり、謀士や弓将の方でも使いたいという方が多いかと思います。
そこで今回はお手軽に入手できる優秀なバフ要員として、SSRの蔡文姫について考察します。
※URとかUR閃の蔡文姫アバターは需要があれば別記事で考察します。
SSRでもかなり使えるので、元宝や育成資源が限られている無課金、微課金の方は本記事を読んで採用を検討してみてください。
蔡文姫の基本性能
レアリティ:SSR
最初にも記載しているようにSSRの蔡文姫のみ考察します。
「今時SSRなんて使えるの?」のと疑問に思われる方もいるかと思いますが、 蔡文姫はSSRでも十分に活躍できるスペックを持っています。
タイプ:謀士
不遇と言われる謀士になります。
知力を上げれば攻撃力が上がりますが、バフ要員としての採用のため火力を上げる必要性はないです。
そのため知力を上げる必要はほとんどなく、むしろ体力と筋力を上げて物理耐久面を上げた方が、バフ要員としては役に立つケースが多いです。
そういう意味では武将だと嬉しかったんですが、こればかりはどうしようもないですね。
蔡文姫のスキル
アクティブスキル1:忘憂曲
効果
3ターンの間味方3人の防御力を80%、攻撃力を28%上昇させる
解説
攻撃力/防御力アップのバフスキルとなります。
レアリティがSSR以下の副将で、味方をバフ状態にするスキルを持っているのは今のところ、蔡文姫と張星彩の2体のみであり、上昇率では蔡文姫の方が高いです。
武将の鉄壁の号令はもっと倍率高いですが。。。
そのため蔡文姫を無課金、微課金向けのバフ要員として取り上げています。
攻撃力/防御力の上昇率は蔡文姫の育成度合に依存しないため非常に便利であり、様々な戦場で使えるスキルとなります。
特に相手を早く倒す必要がある放置戦闘、ボス戦ではこのスキルによる火力アップは非常に大きな影響があります。
また、蔡文姫を応援で呼べば確実にこのスキルが1回使えるので、1回きりではありますが味方3名の攻撃力/防御力を上げてくれます。
アクティブスキル2:胡茄十八拍
効果
敵3名に240%の法術ダメージを与える。さらに60%の確率で2ターンの間防御力を60%減少させる。
解説
3名を攻撃しながら、確率で破甲のデバフを付与するスキルとなります。
SSR副将なので当然ダメージ倍率は低いですが、破甲付与は火力アップに繋がるため放置戦闘、ボス戦で役立ちます。
ただし破甲の確率60%と確定ではない上、アクティブスキル2なので最低2ターン生きていないと本スキルが1度も発動できなかったりします。
そのため40%の確率の壁に阻まれたり、攻撃が蔡文姫に集中して本スキル発動前に倒されたりする可能性があります。
このように運に依存するスキルとなり、安定感があまりないスキルとなります。
また攻撃が命中しなかった場合は、絶対に破甲にならないので命中を確保する必要があります。
さらにアクティブスキル2である都合上、味方のアクティブスキル1発動時に相手が破甲になっていないというのも欠点になります。
基本的に与ダメージの大半がアクティブスキル1とアクティブスキル2によるものなので、アクティブスキル1に破甲分が乗らないのは少し痛いです。
といった具合に多数の欠点がありますが、火力アップに貢献することは間違いないので、是非習得しておきたいところです。
なお蔡文姫が2ターン生きていないといけない点は耐久を上げることで多少補えます。
命中についてもパッシブスキル2に命中値パッシブがあるので、そこまで覚醒させてあげれば命中値を多少補うことができます。
確率が100%でないのだけはどうしようもないですが。。。
パッシブスキル1:体力値増加
効果
自分の体力値がLv×80増加
解説
体力値を上げるという効果になります。
バフ要員の生存ターンが増えると味方がバフ状態で居れるターン数が延びるので、ありがたい効果です。
ただ上昇幅が低いのが少し寂しいですね。。。
パッシブスキル2:知力値、命中値増加
効果
自分の知力値がLv×120増加、自分の命中値がLv×100増加
解説
知力値と命中値を上げる効果となります。
知力に関しては、上で説明したように火力には期待していないので、ぶっちゃけ不要です。
命中に関しては、アクティブスキル2の破甲付与のためには攻撃が当たる必要があるという点から嬉しい効果となります。
少なくともこのパッシブスキルを習得する3覚醒まではさせたいところです。
蔡文姫の専属武器: 焦尾琴
混沌まで進化させた場合の専属ステータスは以下になります。
・攻撃力 +11%
・体力 +Lv×45
・会心値 +Lv×65
最初期からいる副将の専属武器は全般的に低い専属ステータスになっており、蔡文姫も例外ではありません。調整とか入らないんでしょうかね。。。
体力値パッシブがあるため一応耐久面も若干強化されますが、上がり幅が少なすぎるので無くても何の問題もないです。
元宝も節約したいので専属は取らない方向で考えましょう。
基本性能まとめ
アクティブスキル1とアクティブスキル2の両方で火力アップに貢献できるところが、非常にありがたいですね。
またパッシブスキルも耐久と命中が上がるようになっており、自身の役割を果たしやすいものになっているのも地味にうれしいですね。
この蔡文姫の基本性能を元に各戦場での蔡文姫の生かし方について考察してみましょう。
放置戦闘では優秀なバフ要員となる
放置戦闘では10ターンで敵を倒さなければ敗北となるため、とにかく火力が重要となります。
そのため火力アップに貢献できる蔡文姫は、放置戦闘でかなりの活躍が見込めます。
ただし注意点が4点あります。
ちょっと数が多いので順番に説明していきます。
不要な副将は出さないようにしよう
アクティブスキル1はバフ対象が3体であることから、陣営が4体以上になると主力にバフが行かなくなる可能性があります。
これについては無課金、微課金の方は単騎特化であれば、しばらくの間は主力は1体のみであると思うので、主将、蔡文姫、主力の3体で編成することで主力にバフが確実に行きます。
なので余計な副将は出さないようにしましょう。
放置戦闘では破甲を過信しすぎないようにしよう
アクティブスキル2の破甲付与率が100%ではないため安定感がないです。
これは基本的に100回やったら100回勝たないとダメな放置戦闘では問題となることがあります。
たまに統計データを見ると勝率が100%ではなくなっていたりします。
なのでアプリを落とす際は念のため、敗北により統計データが落ちていないか気を配ると良いです。
蔡文姫の配置は、必ず主将の次にしよう
スキルの巡りから蔡文姫の前に主力が行動してしまっていると、主力がアクティブスキル1発動時に奮起になっていなかったり、主力のアクティブスキル2発動時に敵が破甲になっていなかったりして、与ダメージが落ちてしまいます。
なので順番は主将、蔡文姫、主力の順にしましょう。
放置戦闘では最低でも一撃は耐えられるようにしよう
放置戦闘では蔡文姫が行動する前に相手が1回行動するため、一撃で倒されてしまうとバフスキルが発動できない可能性があります。
そうなると蔡文姫を採用する意味がなくなってしまいます。
そのため少なくとも一撃は耐えて、確実に1回はバフスキルを発動できるように、耐久を確保してあげましょう。
なお蔡文姫が長く生きているほど、味方が奮起状態でいれるターン数も長くなる上、アクティブスキル2の破甲効果も期待できるようになるため、耐久は高ければ高いほど良いです。
また放置戦闘では相手は物理攻撃しか使用してこないため、物理耐久だけ上げれば良いです。
※法術防御は不要です。
では物理耐久を確保するために何をすればよいか具体的に考察してみましょう。
できるだけ訓練/覚醒させよう
訓練や覚醒を行うとHP、防御力、物理防御力が上がっていきます。
そのため訓練書や覚醒丹が余っているなら、できるだけ蔡文姫に使ってあげましょう。
ただし覚醒丹と訓練書は一度使ってしまうと還元不可であるため、今後他の副将に使う予定があるなら使用は抑えた方がよいです。
とはいっても無課金、微課金プレイヤーに関しては無駄遣いをしていなければ、中盤以降は覚醒丹や訓練書は余り気味になってくるかと思います。
その場合は適当なキャラに使うのではなく、蔡文姫に使ってあげた方が活躍度が高いと思うので、積極的に使ってあげた方が良いかと思います。
初級育成丹が余っているならC級育成しよう
育成を行うことで、筋力や体力が上がるため物理耐久を上げることができます。
ただし、初級育成丹も還元不可アイテムであるため必要以上に使わないようにしましょう。
個人的にはC級育成でマイナスが出始めたらストップで良いと考えています。
当然ですがB級以上の育成は育成丹が勿体ないのでやめておきましょう。
装備セットはHPが上がるような組み合わせにしよう
装備セットはHP重視にしましょう。
HPを高くするなら以下の4パターンのいずれかが良いかと思います。
パターン1
セット装備 | 部位 | HP上昇率 |
日月神 | 兜、鎧 | 22% |
龍神 | 扇、腰当 | 16% |
王者 | 書、指輪 | 10% |
パターン2
セット装備 | 部位 | HP上昇率 |
龍神 | 扇、腰当 | 16% |
闘鬼神 | 書、指輪、兜、鎧 | 20% |
パターン3
セット装備 | 部位 | HP上昇率 |
龍神 | 王者 | 16% |
闘鬼神 | 兜、鎧 | 0% |
王者 | 書、指輪 | 10% |
パターン4
セット装備 | 部位 | HP上昇率 |
龍神 | 扇、腰当 | 16% |
王者 | 書、指輪、兜、鎧 | 10% |
パターン1がHP上昇幅が最大になるセットの組み合わせになり、また兜と鎧が日月神であるため防御力、物理防御力も一番高くなります。
上記のことから耐久面ではパターン1の方が一番優れていますが、日月神を獲得する必要があり、それなりに元宝が必要となってしまいます。
一応、今後別の副将を取った際に、蔡文姫の日月神装備をその副将に渡してあげることもできるので、日月神装備が無駄になることはないです。
そのため先に日月神を取って、それを蔡文姫に渡しておくというのはアリだと思います。
ただ、持ち合わせが無く日月神を取る余裕がないという方は、パターン2~パターン4で代用するのが良いかと思います。
鍛錬は体力、筋力を上げよう
次に装備の鍛錬を行いましょう。
まずはHPを上げるために体力を最優先しましょう。
次に物理防御力を少しでも高くするために筋力を上げましょう。
謀士なので知力を上げたくなりますが、SSR副将である蔡文姫の火力には期待できないため、知力を上げる必要は全くありません。
余談ですが筋力を上げると命中も上がるため、アクティブスキル2を外す可能性も若干下がります。
強化する部位は鎧、兜に集中しよう
次に余った強化石を使って装備を強化しましょう。
強化石については鋳造で簡単に回収できるので、余っているなら使ってあげて、後で必要になったら回収で問題ないです。
そして肝心な強化する部位についてですが、以下の優先順位で強化するのが良いと思います。
- 鎧 (防御力強化)
- 兜 (物理防御力強化)
上記以外のステータス(攻撃力、MP、法術防御力)は、大して重要ではないので上げる必要はないです。
ボス戦でも優秀なバフ・デバフ要員となる
ボス攻略の記事でも記載したようにボス戦で負ける主な要因は火力不足になります。
そのためアクティブスキル1とアクティブスキル2のいずれも火力アップに貢献できる蔡文姫は、ボス戦でかなりの活躍が見込めます。
ただしボスの攻撃を受けると間違いなく一撃で倒されてしまうため、眩暈ループ等でボスを行動させないようにすることが必須となります。
なお放置戦闘の場合は、副将の数を最小限にして主力にバフが行くようにするようにと説明しましたが、ボス戦では基本的に副将を全員出しているかと思います。
この場合、主力にバフが行くかは運次第となりますが、ボスに関しては1回のマグレ勝ちで問題ないため、試行回数を稼ぐことで運のいいパターンを引き当てましょう。
破甲についても同様で、ボスが破甲になり続けるパターンを頑張って引き当てましょう。
また放置戦闘でも述べましたが、蔡文姫の配置は主将の次にしましょう。
理由は放置戦闘で解説した通りです。
闘技場、訓練場では応援で使おう
アクティブスキル1の解説でも説明しましたが、蔡文姫を応援で呼べば出てきたターンに必ずアクティブスキル1を使用でき、味方の攻撃力/防御力を上げることができます。
そのため闘技場や訓練場では応援で呼んで味方にバフをかけるという運用が良いかと思います。
ただし、バフ対象が3体であるため本命にバフが行かない可能性があることには注意が必要です。
また闘技場や訓練場で蔡文姫が2ターン以上生きているのは稀だと思うので、アクティブスキル2による破甲にはあまり期待しない方がよいでしょう。
あくまで使い捨てのバフ要員といった運用になるかと思いますが、主力の火力と耐久の両方を上げることができるのが対人戦では結構ありがたいです。
まとめ
今回はSSR蔡文姫について考察しました。
SSRでも様々な戦場で活躍できるスペックを持っているということを分かっていただけたかと思います。
また覚醒させたり、耐久を上げるとより活躍度が上がるので資源が余っている方は、下手な副将に使うより、蔡文姫に使ってあげると良いと思います。
育成の手間がかからない割に強いというのは無課金、微課金にはありがたいことなので、バフ要員として採用を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
お付き合い頂きありがとうございました。