今回は放置少女の[執事喫茶]前田慶次を考察します。
自身のスキル性能からロマン砲と呼び声の高い[執事喫茶]前田慶次ですが、持ち前の火力の高さからボス戦や放置戦闘向けのアタッカーとして素晴らしい性能を持っており、レベルリングを行う上で非常に優秀な副将となっています。
レベル上げの早さを加速させたいという方は、本記事を読んで[執事喫茶]前田慶次の獲得を検討してみてはいかがでしょうか。
[執事喫茶]前田慶次の基本性能
レアリティ:UR閃
レアリティはUR閃です。
タイプ:武将
武将であることから副装備は盾であり、筋力が上がれば攻撃力が上がります。
副装備が盾であることから防御力が上がりやすくなります。
防御力を上げる手段が少ないこのゲームにおいて、防御力を上げる手段が増えるのは非常に嬉しいです。
また筋力が高くなることで命中と物理防御力が高くなります。
[執事喫茶]前田慶次は火力は十分すぎるレベルであり、基本的には命中が足りずに放置戦闘で苦戦することになるので、少しでも命中が高くなるのは非常に助かります。
[執事喫茶]前田慶次のスキル
アクティブスキル1:ハンドキス
効果
攻撃力が最も高い敵1名に1200%の物理ダメージを与える(回避率無視)。自分の筋力が敵より高い場合、ダメージが倍になり、自分の敏捷が敵より高い場合、必ずクリティカルになる。このスキルにより、敵が撃殺された場合、4ターンの間「鼓舞」状態に入り、敵の攻撃力と防御力を吸収し(吸収できる攻撃力は[執事喫茶]前田慶次の最大攻撃力の200%まで)、自分に加える。
解説
攻撃力が一番高い敵1名に物理ダメージ(必中)を与えます。この際に自分の筋力が相手より高い場合はダメージが倍、敏捷が相手より高い場合は確定クリティカルとなります。またこの攻撃で相手を撃殺した場合は自身が鼓舞状態となり、倒した相手の攻撃力と防御力を自身に加えます。
[執事喫茶]前田慶次を生かすためのカギとなるスキルであり、本スキルの鼓舞状態による超火力が[執事喫茶]前田慶次をロマン砲にしている理由となります。
ボス戦や放置戦闘については、ボスや放置戦闘の雑魚は筋力・敏捷が0に設定されているらしく、自身の筋力・敏捷に関係なくダメージが2倍、確定クリティカルとなります。
そのため、指輪の伝説神器などで物理会心ダメージを一切上げていない状態(物理会心ダメージ150%)であったとしても、敵1体に3600%のダメージ(必中)という火力が発揮できます。
さらに5覚醒以上(物理会心ダメージ+60%)、指輪の伝説神器レベル40(物理会心ダメージ+80%)、恋慕の星3靴下装備(物理会心ダメージ+15%)とした場合は、敵1体に7320%ダメージ(必中)という超火力になります。
このように単体への高火力の必中攻撃を持っているため、ボス戦での火力要員としてはかなり優秀な部類に入ります。
また放置戦闘においては、単体高火力キャラは敵が4体となるステージ111以降で苦戦を強いられるため敬遠されがちですが、[執事喫茶]前田慶次の場合は放置戦闘でも活躍が見込めます。
理由は本スキルにある鼓舞の自己バフの効果があるためです。
放置戦闘において本スキルで相手を撃殺して鼓舞となった場合の攻撃力上昇量は上限の200%となっているようで、以降は攻撃力が3倍になっているのと同等になります。
また、本スキルによる鼓舞は4ターン続くことから、仮に1ターン目に相手を撃殺して鼓舞になった場合は5ターン目の本スキル発動時も鼓舞状態が続いています。
そして5ターン目に相手を撃殺して鼓舞を上書きした場合、現状の3倍されている攻撃力に対してさらに3倍されるようで、攻撃力が元の9倍まで上がります。
つまり1ターン目から相手を倒して鼓舞状態になれた場合は、2~5ターン目は鼓舞の効果で単純に攻撃力が3倍、6~9ターン目は鼓舞の重ね掛けにより攻撃力が9倍になるということになります。
そのため6ターン目のアクティブスキル2の6体攻撃の火力も凄まじいことになり、対複数に対しても超火力が発揮できます。
※詳細な説明はアクティブスキル2の項に譲ります。
余談になりますが、上記の鼓舞の重ね掛けをした場合、9ターン目の本スキルのダメージ倍率は65880%(7320%×9倍)という常軌を逸したレベルまで跳ね上がり、10憶を超えるダメージを叩き出せたりします。まさにロマン砲ですね。
このように本スキルの鼓舞の重ね掛け効果は非常に強力なのですが注意点が2つあります。
1つ目の注意点は1ターン目に鼓舞に入らないと重ね掛けの恩恵を受けられないことです。
仮に1ターン目に相手を撃殺に失敗してしまい、5ターン目から鼓舞に入ると、重ね掛けがかかるのが9ターン目になってしまい、10ターン目の行動前に相手に逃げられてしまうことから、重ね掛けの恩恵を受けられなくなります。
そのため暴走、蓄力、奮起による攻撃力バフ、破甲、撃砕、風破などの耐久力デバフを駆使して1ターン目から確実に相手を仕留められるようにしましょう。
2つ目の注意点は鼓舞の重ね掛けの恩恵を受けたい場合、劉備をバフ要員として採用してはいけないということです。
理由は劉備の鼓舞が、[執事喫茶]前田慶次の鼓舞が打ち消してしまい、重ね掛けができなくなるためです。
このようにボス戦、放置戦闘では非常に優秀なスキルなのですが、対人戦では攻撃力が一番高い相手を狙うという特性がアダとなり、大した活躍が見込めません。
攻撃力が一番高い相手というのは、基本的にしっかりと育成されている副将であるため、耐久面も十分育っているケースがほとんどです。
そのため防御無視攻撃でない本スキルで相手を一撃で倒すことはまず不可能であり、[執事喫茶]前田慶次の最大のウリである鼓舞状態になれないことがほとんどです。
また相手の主力がまだ出てきていない状態であった場合は、相手の雑魚を倒して鼓舞状態になることもあるかと思いますが、雑魚の攻撃力や防御力を吸収したところでほとんど意味がありません。
上記の観点から対人戦では非常に使いずらいスキルとなってしまっているので、対人戦での活躍に期待するのはやめましょう。
アクティブスキル2:紫バラの印象
効果
敵6名に800%の物理ダメージを与える。敵を撃殺するたびに、自分が最大HPの25%を回復し、全ての有益状態の持続ターンが1ターン増える。
解説
敵6名に物理ダメージを与えます。また敵を撃殺した場合はHPを回復し、自身に付与されているバフの継続ターン数が1伸びます。
敵6名に800%というダメージ倍率はUR閃としては非常に控えめのように感じますが、放置戦闘ではアクティブスキル1による鼓舞と組み合わせることで、こちらのダメージ倍率も凄まじいことになります。
アクティブスキル1で説明した鼓舞の重ね掛けを利用すれば、2ターン目時点では攻撃力3倍、6ターン目時点では攻撃力が9倍となっています。
つまり2ターン目の本スキルは2400%の6体攻撃、6ターン目の本スキルは7200%の6体攻撃となり、複数攻撃としてもトップクラスの火力になります。
そのためアクティブスキル1の鼓舞の重ね掛けと本スキルを組み合わせることで、放置戦闘でもアタッカーとして活躍が期待できます。
ただしアクティブスキル1と違い、本スキルは必中ではないという点には注意しましょう。
[執事喫茶]前田慶次を採用した場合は、火力は十分なのに命中が足りなくて放置戦闘のステージを上げられないということがほとんどになるかと思います。
そのため奥義の開放、白銀貨のレベル上げ、靴下のレベル上げ、筋力上げなど様々な方法を駆使して頑張って命中を確保するようにしましょう。
なお対人戦では、本スキルのダメージ倍率が低いことから、実用性はかなり低いかと思います。
アクティブスキル1でも述べているように対人戦での活躍は期待しない方が良いでしょう。
パッシブスキル1:攻撃力、筋力値増加
効果
自分の攻撃力を44%増加、筋力値をLv×240上昇させる。
解説
攻撃力、筋力値が増加するパッシブスキルとなります。
攻撃力アップはアタッカー運用を考えているため非常に有難い効果になります。
また筋力値が上がることで攻撃力、命中値、物理防御力が上がります。
アクティブスキル2でも解説したように[執事喫茶]前田慶次は命中がとにかく大切になるため、命中力が上がる本パッシブは非常に嬉しい効果となります。
パッシブスキル2:最大HP、HP吸収増加
効果
自分の最大HPを44%増加、自分のHP吸収が16%増加。
解説
最大HPとHP吸収が増加するパッシブスキルとなります。
対人戦での活躍が言うほど期待できないため、正直微妙なパッシブスキルと言わざるを得ないかと思います。
パッシブスキル3:優雅享楽
効果
自分の体力値がLv×100増加、物理会心ダメージが60%増加。
解説
閃化により追加されたパッシブスキルは体力値パッシブと物理会心ダメージパッシブになります。
物理会心ダメージの増加はアクティブスキル1のダメージの増加に貢献するスキルであり、放置戦闘で1ターン目から鼓舞状態になれる可能性を上げてくれるため非常に有難い効果です。
体力値パッシブについては最大HPと根気値が上がりますが、対人戦での活躍にはあまり期待できないことを考えると、火力アップまたは命中アップ系のパッシブの方が嬉しかったというのが本音です。
[執事喫茶]前田慶次の専属武器:赤錬朱槍
各段階での専属ステータスは以下の通りです。
段階 | 専属ステータス |
四聖獣 | 攻撃力+12% |
名将 | 攻撃力+13% 物理防御貫通+500 |
闘鬼神 | 防御貫通+600 攻撃力+14% 物理防御貫通+600 |
日月神 | 防御貫通+700 攻撃力+16% 物理防御貫通+700 |
混沌 | 防御貫通+700 攻撃力+16% 物理防御貫通+700 |
物理防御貫通パッシブ、防御貫通ダメージパッシブがあります。
いずれも火力アップに繋がる効果であり、アタッカー運用がメインとなる[執事喫茶]前田慶次には非常に有難い効果です。
アタッカーとしての活躍を期待していることを考えると専属武器は必須と言って良いでしょう。
[執事喫茶]前田慶次の基本性能まとめ
ボス戦ではアクティブスキル1の単体への超火力の必中攻撃によりアタッカーとして活躍が見込めます。
また放置戦闘ではアクティブスキル1の鼓舞の重ね掛けとアクティブスキル2の6体攻撃の組み合わせにより、アタッカーとして活躍が期待できます。
このようにレベル上げに必須となるボス戦、放置戦闘で活躍が見込める副将となっており、レベリングを行う際に重宝します。
ただし対人戦は非常に苦手ですので、対人戦で勝ちたい場合はあまりオススメできない性能となります。
[執事喫茶]前田慶次の活躍できる戦場
ボス戦ではアタッカーとして運用しよう
ボス戦ではアクティブスキル1の単体への超火力の必中攻撃によりアタッカーとして活躍が見込めます。
アクティブスキル1が必中なのでボス戦に限って言えば命中を気にしなくて良いことも嬉しいです。
放置戦闘
放置戦闘ではアクティブスキル1の鼓舞の重ね掛けとアクティブスキル2の6体攻撃によるアタッカーとして活躍が期待できます。
ただし鼓舞の重ね掛けの恩恵に預かりたい場合は1ターン目に相手を倒す必要があるため、バフやデバフによるサポートも駆使して確実に相手を倒せるようにしましょう。
またアクティブスキル2は必中攻撃ではないため、放置戦闘で活躍させたい場合は命中もしっかりと確保してあげることが重要になります。
対人戦はとにかく苦手
アクティブスキル1の鼓舞が魅力ではあるのですが、対人戦では相手の主力級は倒すのが難しく鼓舞状態になりずらいこと、仮に弱い相手を倒して鼓舞になったとしても攻撃力、防御力の上昇幅が低いことから、対人戦は非常に苦手です。
ボス戦、放置戦闘の性能が非常に優秀であるため、それら向けの副将と割り切って対人戦は諦めましょう。
まとめ
今回は[執事喫茶]前田慶次について考察しました。
ボス戦、放置戦闘で活躍できる優秀なアタッカーであることがご理解いただけたかと思います。
レベル上げを加速させたいという方は是非とも獲得を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
お付き合い頂きありがとうございました。